国土交通省は14日、台風19号の大雨により、同日午前3時現在、長野や宮城など7県の37河川52カ所で堤防が決壊したと発表した。13日夕方時点で把握されていた6県の21河川24カ所から大きく増えた。
新たに決壊が確認されたのは阿武隈川(福島県)や矢代川(新潟県)など。浸水や交通規制によって国や自治体の現地調査が遅れたという。14日の降雨による新たな決壊は確認されていない。
水が堤防を超えて浸水した河川も、国管理で22河川、都道府県管理で181河川に増えた。土石流やがけ崩れなどの土砂災害は午後6時現在、19都県の計140カ所になった。被害の多くは埼玉、静岡、岩手、新潟で確認されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル